ストッププロフィットについて(4)
(前回からのつづき)
そして、もっとも重要なのが青い線で示されるラインです。この青い線は仮に横軸の数字のストッププロフィットを置いたならば、右側縦軸の数字の最終結果になったはずであるということを示すラインです。
このMFEチャートでは、約3.00(約3円のストッププロフィット)と約4.00(約4円のストッププロフィット)の2ヶ所にピークがありますので、ここでは欲張らずに少ない数値のピーク約3.00を採用することとしましょう。ちょうど赤い矢印でしめされる場所となりますが、このことから、約3円のストッププロフィットを置いたとすれば、累積損益はプラス29(仮に100万ユーロの取引をした場合には2900万円のプラス)になったということがわかるのです。
それでは、実際に前回の取引手法にエグジットルール2を加えた最終形としましょう。
= = Entry Rule = =
*スワップ金利狙いでユーロ買いのみ
「6日中値移動平均線の傾きを見て、傾きが上向きに変化したら翌日寄付でユーロ買い」
= = Exit Rule 1 = =
*ユーロ下落リスクを避けるためトレーリングストップ
「過去3日間のレンジの平均値をストップロス幅とし、買った日の安値からストップロス幅以上ユーロが売られた場合、ユーロ買いポジションを仕切る」
「含み益を無駄にしないよう、日々トレーリングする。ユーロが上昇すれば、その上昇した安値から過去3日間のレンジの平均値をストップロス幅とする」
= = Exit Rule 2 = =
*収益カーブが安定する目標収益を設定
「ストッププロフィットを3円とする」
= = = = = = = = = =
さて、いつもの取引チャートと損益グラフを示します。
いかがでしょうか。
この手法でも前半の収益カーブは増加率という点から納得できるものではありませんが、少なくとも損失を抑えることと、累積損益を改善させるという目的は十分に達成できていることがおわかりいただけるかと思います。
こうした手法は、最適化(オプティマイズ、カーブフィッティングという)と呼ばれ、実際にはあまりやりすぎると良くないのも事実です。というのも、最適な数値は、年により、期間により当然異なってくるからです。
しかしながら、テクニカル分析のパラメータ(何日の移動平均を使うか、等)における最適化と異なり、収益目標としてMFEチャートを用いることは、資金管理の観点からは意義のあることです。ツールが無いとなかなか実践するのは難しいですが、こうした考え方があるのだということは知っておいて欲しいと思います。













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