2007年7月 2日 (月)

月曜日のコーヒーブレイク

大阪為替倶楽部のサイト上に、『月曜日のコーヒーブレイク』というタイトルで
テクニカルの話をはじめ、もろもろの話題を書いています。

http://www.osaka-kawase.jp/I_mainTable/F_yamanakaREPORT.html

「チャートの話」は更新休止状態が続いていますが、上記サイトも一部は続編
としてテクニカルな話を扱っています。よろしかったらご参照ください。

これまでに書いた内容は以下の通りですが、最近はテクニカル寄りの話題が
中心です。

2007/07/02 第22回 ●●移動平均線(●MA)
             → HMA(Hull Moving Average / ハル移動平均)の説明
2007/06/25 第21回 ファンダメンタルをテクニカル分析
2007/06/18 第20回 ユーロ円とマルク円
2007/06/11 第19回 今週末から水星が逆行
2007/06/04 第18回 ゆーろ祭りでスイスキャリー
2007/05/28 第17回 ユーロドル相場と金利差
2007/05/21 第16回 ドル円相場と金利差
2007/05/14 第15回 『かんたんFX投資実戦マニュアル』
2007/05/07 第14回 システム売買
2007/05/01 第13回 GWですね
2007/04/23 第12回 マンガ「本間宗久翁秘録」
2007/04/16 第11回 証拠金取引の最重要事項(2)
2007/04/09 第10回 証拠金取引の最重要事項(1)
2007/04/02 第09回 新年度にあたって雑感
2007/03/26 第08回 為替相場と占星術(アストロ)
2007/03/19 第07回 Windows Vista とモバイル
2007/03/12 第06回 ドル円のレンジ
2007/03/05 第05回 為替レートとドルインデックス
2007/02/26 第04回 チャート作成ソフト
2007/02/19 第03回 為替チャートで使う時間とレート
2007/02/12 第02回 2007年G7、1985年G5
2007/02/05 第01回 為替の世界に入ったきっかけ

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2007年6月11日 (月)

2007/06/11

こちらのブログもすっかり更新が止まってしまいましたが、『フューチャーズ・ジャパン』誌において、「フィボナッチ・トレーダーを使った売買システムの構築」という短期連載を6月号からスタートさせました。

プログラムを書かずに売買システムの構築をしたい方を対象に、誰でも売買システムを構築できるようになるというゴールを設定しての連載開始です。興味のある方は書店で立ち読みでもしていただければ幸いです。

http://www.mknews.jp/fj/b_n_html/fj200706.htm

また、フィボナッチゾーン分析確率表も本日更新しました。通貨は、米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、カナダ、スイス、ランドの対円とユーロドルの全9通貨ペアです。

http://www.ascendant.jp/FiboZone.htm

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2007年2月18日 (日)

2007/2/18

更新が滞ってますが、現在やるべきことが多すぎて、なかなかブログにまで手が回らない状況が続いています・・

描画ツールシリーズも途中になったままですし、書きたいことも色々とあるのですが、落ち着くまでは不規則にポツン、ポツンと出来る時に更新していくことになりそうです。

しばらくは、そんな状態が続くとは思いますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

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2007年2月 5日 (月)

ブラッドレー(2)

日経225と「ブラッドレー」の関係を見てみましょう。2006/11/01~2007/04/23のブラッドレー(赤い線のグラフ)を表示してあります。

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ブラッドレーの見方としては、グラフの傾きが変化する時期の前後(3~4営業日)が変化日という考え方をします。(傾きの変化は価格の方向性とは関係ありませんので注意!

2006/11/27の日経225安値の日を見ると、ブラッドレーもほぼ同時期に低い数字(最低値は11/28の-132.58)を示し、上昇に転じていることがわかります。常にこのような動きをするわけではありませんが、プラスアルファの材料として見ると役に立ちます。

米国では著名な投資家も参考にしており、マーク・ファーバー博士もブラッドレーを引き合いに株価のコメントを出していました。(http://www.safehaven.com/article-4746.htm

参考までに2007年でブラッドレーの傾きが変化する日をあげておくと、3/9, 3/20, 4/20, 5/8, 6/14, 8/27, 10/15, 12/21、となっています。

また、赤い線の下にある黄緑色のグラフは、ブラッドレーの計算をヘリオセントリック(太陽中心)で行ったもので、為替の変化日についてはこちらのほうが効果的なようです。最下段の青いグラフはオリジナルのブラッドレーとヘリオセントリック・ブラッドレーを合成したブラッドレーのグラフです。これらについても、今後3ヶ月の傾きの変化する時期を参考にしてみてください。

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2007/02/05

なかなか、通常記事を書く時間が取れないでいます。以前の半分のペース、週に1回を目標にしたいとは思っていますが・・

その代わりというわけではありませんが、本日から元同僚がいる会社で週に一回、為替を中心に思いつくことを色々と書くコラムを始めました。「山中康司のウィークリーレポート」と検索していただいても、ヒットすると思います。第一回目は、なぜ為替の世界に入ったのかを初めて書いてみました。どなたでも閲覧可能です。

http://www.osaka-kawase.jp/strategy/strREPORT.html

また、フィボナッチゾーンとGMMAも7通貨ペア(くりっく365通貨)での提供開始予定はありますが、こちらは未定。

(2/18 リンク追記)

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2007年1月29日 (月)

ブラッドレー(1)

金融占星術、特に米株の分野で古くから知られているものに「ブラッドレーのサイドログラフ」(単に「ブラッドレー」と呼ばれることが多い)があります。

「ブラッドレー」とは、ドナルド・ブラッドレーが "Stock Market Prediction" (1949年)において紹介した天体間のアスペクトを数値化したもので、以下のような複雑な計算を経て求められます。

(1) 9主要天体(太陽、水星、金星、火星、木星~冥王星)のその日のメジャーアスペクト(コンジャンクション、セクスタイル、スクエア、トライン、オポジション)を調べる。オーブ(許容度)は15度とし、オーブ0度(イグザクト)を10点、オーブ15度を0点とし、0度~15度の間は10点~0点でならす。

(2) セクスタイルとトラインは+点、スクエアとオポジションは-点とし、コンジャンクションについては、以下の表の通りに+点と-点を区別する。

  太 水 金 火 木 土 天 海
水 +
金 + +
火 - - -
木 + + + -
土 - - - - -*
天 + + + - -*-*
海 - + + - +*-*-*
冥 - - + - -*-*-*-*

 * の付いている組み合わせは長期アスペクト点数として別扱いにする。
(注:コンジャンクション以外のアスペクトも同様に別扱い)

(3) 金星と火星のデクリネーション(赤緯)を調べ、北緯は+点、南緯は-点として合計する。

ようやく各点数が出揃いましたので、これらを以下の式にあてはめ最終的な数値「ブラッドレー」を計算します。(四則演算の順序にご注意!)

(長期アスペクト合計点+デクリネーション合計点÷2)×4+通常アスペクト合計点

次回は、実際に「ブラッドレー」と株価の関係を見てみましょう。

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2007年1月25日 (木)

2007/01/25

昨夜は激しい動きでした・・昨年の秋以降不思議なくらいに静かだった欧州からの円安牽制ですが、2月のG7で円安是正を求めるとの一部報道でこれまでの円売り一辺倒の動きに変化が生じてきているようです。

通常記事は今週なかなか手が回りませんが、来週には再開できるかと思います。

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2007年1月23日 (火)

2006年に扱った主なテクニカル手法

2006/01  ○移動平均線のクロス、上抜け下抜け、傾きの変化
2006/02  ○中値移動平均線(ピボット移動平均の原型)
         ○ストップロス、プロフィットプロテクションについて
2006/03  ○MACD
         ○MAE(最大逆行幅)とMFE(最大順行幅)
         ○ラーゲル移動平均線
2006/04  ○先行移動平均線(DMA)
         ○高値移動平均線と安値移動平均線
2006/05  ○3本の移動平均線
         ○RSI
2006/06  ○リバースエンジニアRSI
         ○ADX
         ○ストキャスティックRSI
2006/07  ○CCI
2006/08  ○アルーン
         ○TRIX
2006/09  ○ボリンジャーバンド・ディファレンシャル
         ○自動トレンドライン
         ○トレンドファインダー
2006/10  ○フィボナッチゾーン
2006/11  ○ポイント&フィギュア
         ○GMMA
2006/12  ○各種ストップ(バランスステップ、フリップイット、トリプルスイッチ)
         ○各種ストップ(シャンデリア、パラボリック)
         ○描画ツール(フィボナッチ関連)

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2007年1月18日 (木)

描画ツール・番外編

今回は番外編として面白ツールを紹介しましょう。実際の道具なので、まずは写真をご覧下さい。

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これは「エルリッチ・サイクル・ファインダー」という道具で、実際に描画ツールとして過去に使っていたものです。片側に5本の山、もう片方に9本の山があり多数の蝶番で伸縮自在の構造をしています。

主に9本の山がある方を手書き(あるいは印刷した)チャート上で伸縮し、時間観測として谷や山のサイクルを見つけることが出来ますし、9本の山を伸縮し値幅観測としてギャンの8分割や、両端と4本目、6本目の山を使いフィボナッチ戻しの見当を付けることも可能です。つまり、4本目=37.5%≒38.2%、6本目=62.5%≒61.8%(小さな赤い丸をつけた山、実際マジックで色を塗ってました)という使い方ですね。

PC上のチャートでもトレンドラインを引くのが精一杯という頃の話ですから、優れ物ツールでした。サイクル・ファインダー自体は1978年にスタン・エルリッチ氏により発明され、それ以降多くの先物トレーダーに愛用されてきたましたが、結構いい値段で買った記憶があります。マックシェイクみたいに(?)、1つの値段で2つ買えるという時に同僚と買った懐かしい道具です。

さすがに今では買う人はあまりいないと思いますが、相変わらずネット上で売っていたので価格を見たら75ドルでした。おそらく昔から同じ値段ではないかという気がします。興味のある人は以下のサイトをご覧下さい。

http://www.stanehrlich.com/finder.html

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2007年1月15日 (月)

描画ツール(6)

今回は「ピッチフォーク」(正式にはアンドリューのピッチフォーク)です。ピッチフォーク(pitchfork)、直訳すれば熊手です。最近はあまり見ませんが、落ち葉をかき集めるのに使う道具ですね。

このピッチフォークは上げ相場を例にすると、安値(A)から最初の高値(B)、そして押し(C)という波動が見られた場合に、(B)と(C)を結んだ線の中間点に向かって(A)から線を引き、この線に平行に(B)と(C)からも平行線を引きます。

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いつものドルインデックス・チャート中の赤い線がピッチフォークです。このピッチフォークの(B)から伸びる上側の線がレジスタンスに、(C)から伸びると下側の線がサポートになるという考え方です。

ピッチフォークにはいくつかのバリエーションがあり、更に上下に等間隔の線を引いて5本の熊手にしたものや、今回示した例のようにフィボナッチ比率の補助線(38.2%、50%、61.8%の位置に引いてある点線)を引いたものがあります。

今回のドルインデックス・チャートでは内側の補助線が効いている印象でしょうか。

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